Category Archives: 思い出の名レース

思い出の名レース(5) 2009年 第34回エリザベス女王杯

思い出の名レース5回目は、2009年11月15日に行われたG1・エリザベス女王杯です。クィーンスプマンテが勝ったレースと言えばピンと来る方も多いかと思います。

競馬の面白さのひとつして、レース展開でそれぞれの馬の個性の多彩さがあると思います。同じ距離を走るにしても、逃げ、先行、差し、追い込みとそれぞれ馬や騎手によって得意な戦法があり、自分の馬の得意距離やクセ等を考えたり、出走している他の馬の動向を考えていつもの戦法と違う方法を取ってみたりと、各陣営が勝つためにどうすべきか、いろんなアイデアをぶつけてチャレンジしてくるのがレースだと思います。

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思い出の名レース(4) 2004年 第4回アイビスサマーダッシュ

思い出の名レース4回目は、2004年8月22日に行われたアイビスサマーダッシュ(G3)です。日本で唯一直線1000mで行われる重賞で、夏の新潟の名物レースですね。カルストンライトオが2回目に勝ったレースです。

カルストンライトオは芝1200m戦を中心に出走している典型的なスプリンターで、逃げ馬らしく勝つか大敗かの繰り返しでした。なかなか重賞を勝てないもののオープン特別で勝ち負けを繰り返していましたが、4歳時の2002年にアイビスサマーダッシュに8枠12番で出走し見事に逃げ切り、レコードタイムでようやく重賞を初優勝しています。このときハロンタイム9.6秒(4ハロン目)という、いくら直線1000mと言えども驚愕のハロン9秒台を記録しています。もちろんハロンタイム日本レコードです。

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思い出の名レース(3) 2008年 第59回毎日王冠

思い出の名レース第3回は、2008年10月12日に行われた毎日王冠(GⅡ)です。スーパーホーネットが勝ったレースです。

秋のGⅠ戦線に向けて毎年見所の多いレースですが、同年は名牝ウオッカの秋緒戦を受けて立つ牡馬陣の模様で、悲願のGⅠタイトルを狙うスーパーホーネットをはじめ、カンパニーやドリームパスポート、オースミグラスワンなど、秋のGⅠ戦線を占う好メンバーが揃いました。その中で、前走安田記念を圧勝したウオッカが単勝1.5倍の圧倒的1番人気に支持され、その安田記念で1番人気(8着)だったスーパーホーネットが2番人気となりました。

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思い出の名レース(2) 2011年 第24回マイルCS南部杯

思い出の名レース第2回は、2011年10月10日に東京競馬場で行われた、マイルCS南部杯(JpnⅠ)です。トランセンドが勝ったレースです。

2011年は東日本大震災のため、超イレギュラー開催が続いた1年となりました。震災直後は福島・中山が被災して開催できず、中京はもともと工事中のため開催できず。またその後電力供給状況ひっ迫のため関東圏で開催できず阪神・小倉開催がひたすら続き、阪神だけで土日4重賞が毎週行われる異常事態となりました。どうにか東京競馬が再開できて皐月賞は東京で行われたものの、関東開催再開の判断があと数日遅れたら、史上初の日本ダービー京都開催が決定するところでした。よくこの危機的状況の中で開催を継続できたと、改めて振り返ると感じます。

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